【SEMESTER3-8】なぜ、人は挫折してしまうのか?【ついハマる目標設定の罠】

更新日:2021年8月19日

▼動画で受講する

今回の課題を提出する







▼テキストで受講する


前回のカリキュラムでは、「人生のゴール設定」という長期スパンのゴールを持つことによって、どんどん前に進んでいくことができることをシェアさせていただきました。



具体的に、ゴール達成をしている自分の生活や行動をイメージすることで、脳がゴール達成に必要な情報やチャンスをつかみやすくなってくれるというお話でした。



今回は、そういった長期スパンのゴールではなく、1〜3ヶ月の短期的な目標設定の効果的な方法の内容になります。


クライアントの短期的な目標設定と継続のサポートをできるあなたになっていただくことが目的です。クライアントと向き合って、短期的な目標をクリアしたクライアントから「ありがとう」と言われるシーンを想像しながら、受講してもらえたらと思います。



では、ここから本題です!



突然ですが、あなたは「目標設定の仕方」について自信がありますか?




ぼく自身もそうだったんですけど、


「三日坊主で終わっちゃう」

「継続できません」

という相談を受けることはとても多いです。


コレは、なぜかというと・・・


ぼくらは学校で目標設定について習ってないので、目標設定が上手くなくても無理もないんですよね。


でも、このカリキュラムに反応されているということは、あなたは、


「人と向き合う仕事をしていくために自信をつけていきたい」

「クライアントの目標設定や達成をサポートしたい」


という想いを持った人だと思います。




ということで、

挫折しない目標達成に必要なサポートって?【大きな目標を立てるとハマる罠】

というテーマを学んでいきましょう。





完璧主義だったり真面目なクライアントの方ほど、

「もっと厳しく目標設定しないとダメだ!」

と大きすぎる目標を立ててしまうんです。




先日も、こんな相談がありました。


相談「すぐ義務感でいっぱいになってしまって継続できなくなってしまうんですけど、挫折しない目標設定はどうたてたらいいですか?」



もし、あなたのクライアントもそんなふうに悩んでいるのであれば、次の2つをおさえておいてください!



▼モチベーションを保つために必要な2つのポイント

  1. 大きな目標を立てない

  2. 「目標はあいまい」が良い



特に、「1. 大きな目標を立てない」については特に注意してください。




なぜなら、大きすぎる目標を持つと、90%が挫折するという研究結果があるんです。



あと、「目標はあいまいにする」っていうことを具体的に説明していきますね。

ここも、重要です。



2011年のユタ大学のダイエットに関する、こんな研究があります。


「1ヶ月で3kg痩せる」

という具体的な目標を立てるよりも、

「1~3ヶ月で2~4kg痩せる」

というあいまいな目標を立てた方が、モチベーションがアップしたりやる気が出るということなんですね。





大きい目標や具体的な目標を立てると、


「このままだと達成できなさそうだな」

と思った時や、

「1ヶ月で3kgのダイエットを達成できなかった」


という時に、罪悪感を感じたり、自己否定をしてしまいやすいんですね。


自己否定をするとストレスになり、現実を直視したくないから先延ばしをしてしまう。

こうなってやる気が落ちて、継続ができず、都合よく忘れてしまうのです。


クライアントがそういう状態になっている場合、今回のユタ大学の研究事例を伝え、「あいまいな目標」に切り替えてあげてください。




Q:なんであいまいな目標の方がモチベーションが保ちやすいの?



この答えは、


あいまいな目標の方が「コントロール感」があるから


です。





人生の幸福度は、「コントロール感がある」とか「自己決定ができる」方が高くなると言われているんです。


この「コントロール感」というのはどういうものかというと、「人生は自分の力で変えられる」と主体的に思えている感覚です。




わかりやすい例でいうと、

「幸せにしてもらいたい」

という言葉と、

「幸せになるんだ」

という言葉があります。



前者は受け身で、後者は自分の「主体性」がある。

似てるけど、全く違うんですね。


「主体性」が高い状態、モチベーションが高い状態で「今何ができるかな?」と考えて行動できていると、「やらされ感」は少なくなりますよね?





でも、目標が具体的で「これをすべき!」というガチガチなものだと「やらされ感」が出てしまうんですね。





幅のある「あいまいな目標」だからこそ、その中で「コントロール感」を持って「何ができるかな?」と考えて行動することができます。





完璧主義な人や真面目な人は、自らコントロール感を小さくしていたり、義務感やプレッシャーやストレスになって継続しにくい環境を作ってしまっているんです。





前回の、長期的な人生のゴールや方向性を確認した上で、それとズレていない短期的な目標設定をして、サポートしましょう。



大切なのは、クライアント自身が、ゴール達成できている自分を想像して、その自分の思考・言動・行動を取り入れていってもらうことです。



例えば、ダイエットの場合、「ダイエット達成している自分ならコレぐらいウォーキングしている」とか、「こんな料理を作って食べている」という前向きな気持ちになってもらえれば、最高です。



このように、クライアントの思考・言動・行動が目標達成しているクライアントのものになっていれば、今までのコンフォートゾーンからゴール達成しているコンフォートゾーンにズラしていってもらうことができます。


それに伴って、結果は出ていきます。




また、コントロール感が高いと、不測の事態が起こった時も、不快感を感じにくく、メンタルが安定するようです。


例えば仕事でも、社内ルールや周りの人のペースなどコントロールしにくいところがあるとは思いますが、その中で「何ができるかな?」と考えてアクションをすることで、内面で自己決定力が高まっていきます。


それに伴って現実も小さな変化を起こしていくことができますので、クライアントの主体性、コントロール感を大切にしましょう。




▼今回のまとめ


モチベーションを保つために必要な2つのポイント

  1. 大きな目標を立てない

  2. 「目標はあいまい」にする


クライアントの「コントロール感」を大切にしようということでした!





Q:目標設定についてはわかったのですが、クライアントが三日坊主にならないように習慣化をサポートするにはどうしたら良いでしょうか?



これはとても良い質問です!

新しい習慣を身につけていくのは大変なことですよね。


やはり、楽しくないとやっぱり続きません。




ここまでのカリキュラムで何度か出てきていますが、「楽しさの正体」はなんでしたか?